時々お尋ねいただくのは、私はどこにいるのですか、という質問です。
私は、家族4名で、アメリカ東海岸のボルチモアという街に住んでいます。首都の隣ということで、日本の川崎市と姉妹提携があるようです。僕の感触では、広島に一番近い印象を持ちますが、川崎と広島を2で割って1つにしたような街かと……これには色々違う意見のある方もおられるでしょうが。
子供は二人ともアメリカで生まれ、日本語の読み書きは非常に難しいようです。14歳の息子は学校の外国語で日本語の勉強を始めました。娘は大学卒業後、今年はコロラドのスキーリゾートで働いております。妻は日本で生まれましたが、高等教育、職業教育が全て米国であることで、家での子供たちと妻の会話はほとんど英語です。日本語の補習校がワシントンにあり、ボルチモアとワシントンは車で1時間強なので、週末はそこに送り迎えされている日本人のご家族も多いようですが、私たちの家族はその学校とはご縁がなかったです。娘や息子については、米国の教育をご紹介する際にまた触れることにいたします。
日本には頻繁に行きますか、と尋ねられることも多いです。それなりに頻繁かもしれませんが、所用で呼ばれていくのが基本であるため、コロナパンデミックで回数は減りました。直近では、12月20日のシンポジウムの時、その前が初夏でした。比較的同じ航空会社を利用するようにしているため、その会社の累計飛行マイルは300万マイルに近づいています。アジアと同じぐらい、もしくはそれ以上にヨーロッパに行くことが多かった累積とは思います。日本の滞在は東京がベースで、日帰りでも京都には顔を出して、講座が生産的に運営されていくことを心がけています。京都大学には信頼できるメンバー、共同研究者の先生方がおられ、大変密接なコミュニケーションがとれています。そのつながりが、今でも連絡のやりとりが多い母校の東京大学の先生方、学生諸君(今後のメッセージで”ATP“としてご紹介いたします)と同じレベルの深さと広がりになってきていることに、感謝の念を持っています。
昨年12月末に日本でシンポジウムを共催したのちは、娘がいるスキーリゾートに立ち寄り、大晦日の日にボルチモアの家に戻りました。こちらの新年は暖かいです。息子曰く「お母さんの趣味」のテニスもTシャツで楽しむことができた正月でした。今日は、そのスキーリゾートで撮影した愚妻の写真を添付させていただきました。
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