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Body-Brain axis: 第10回日本骨免疫学会に参加してきました

  • 澤 明
  • 8月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:10月27日


早いもので日本はそろそろお盆明けの頃でしょうか。夏のうちに、この夏に経験したメッセージを出したいと思います。なので、今週は少なくとも3つ、可能なら5つの新しいメッセージを掲載したいと思います。

 

第10回日本骨免疫学会に行ってまいりました。これは私の長年の友人である東大の高柳広くんが理事長をする学会です。今回は、北里大学の山岡邦宏先生が会長で、沖縄県名護市の万国津梁館で開催されました。今年の3月7日のレポート「令和からの贈り物」でも少しご紹介しましたIC2NEMOというウィンターカンファレンスは、この日本骨免疫学会と連携しつつも、新しく独立したカンファレンスとして運営していることもあって、日本骨免疫学会を運営する先生がたとは近年ご縁が増えました。そうしたご縁のなかで、臨床精神医学、神経科学の専門家である私がこの学会にも関与する意義を話し合うことも増え、その結果として、今回招待基調講演者として参加させていただくという機会を得ました。

 

さてなぜ私が骨免疫に関与する意義があるのか?

 

1つ目。骨と免疫との関係を大きくハイライトしたのは上記高柳先生の大きな業績の1つですが、免疫は脳においても実は大きな意味を持っています。我々もいくつかの論文(下記※1にそれぞれのリンクあり)を最近発表していますし、あと1ヶ月後にはもう1つこの内容での論文を出版予定です(その時にはまたメッセージします)。そして、全身の中で免疫機能は、それぞれの臓器をつなぐ役割を持っているようで、もし免疫を語ろうとするなら、1つの臓器に注目するのでなく、全身の中での多臓器関連が重要な視点になると思われます。2024年3月のエッセイ「2023年の活動をふりかえって」でご紹介したように、2023年12月には第163回日本医学会シンポジウムの組織委員を仰せつかり、「心と脳と体をつなぐ神経免疫」というテーマでシンポジウムを企画しましたが、このシンポジウムもこの流れにつながるものです。

 

2つ目。脳と他の臓器という観点では、脳腸関連はホットトピックですよね。でも脳骨関連もおそらくとても重要であり、3−5年後にはトピックになると思います。事実、骨格系と脳は、老化研究で最も重要です。私たちが健康に老年期を迎えるにはどうしたらいいか?ぜひ想像してみてください。

 

と、いうことで今日の「テイクホームメッセージ(take home message)」は、「Body-Brain Axis」です。写真は、発表をした万国津梁館のホールの窓から撮影したものです。とても美しかったです。


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※1 いくつかの論文

 

令和からの贈り物

 

2023年の活動をふりかえって

 

日本医学会のシンポジウム

 

 

 

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© 京都大学大学院医学研究科 先端国際精神医学講座

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