この教室は客員教授(私)が主任の講座ですが、大学院生の方々をフォーマルに迎えることはできます。今年度からコンタクトくださる方が増えたので、少し様子を書くことにします。
2つルートがあって、1つは医学専攻、もう1つは医科学専攻です。修士修了予定の方は、医科学専攻博士後期課程への受験も可能です。この最後のトラックは、一般的に非常に門戸が狭いとされていますが、その場合も相談にのります。
この講座は、かつて産学協同プロジェクトがあった際に、3名の准教授の方が率いるそれぞれのグループのメンバーから構成されることもありました。このプロジェクトが終了し、新たな産学協同プロジェクトを始めようと準備中の最中にコロナパンデミックが起こり、後者については現在準備中です。一方で、嬉しいことに京大医学部内を中心としたいくつかの講座との連携が深まり、また私の本籍があるジョンズホプキンス大学との間の共同研究も密になりました。リモート会議が容易になったことは大きな前向き要因でした。
現時点では大学院生の方の受け入れは大変前向きです。その場合に、現在は本講座自体のラボは京都大学内にはありませんので、連携講座と一緒に研究を進め、学内規定に沿う形で希望があれば、ジョンズホプキンス大学への出張、出向という形を持って、京都大学からの学位にふさわしい学術研究をしていただけるように具体的なアレンジが進みます。ジョンズホプキンス内では、脳疾患研究を旧来の神経科学、神経内科学、精神医学という枠を超えて学際的に行うことを目指すJohns Hopkins Initiative for Medical Innovation and NeuroDiscovery (Johns Hopkins iMIND) での受け入れとなります。ウェブページは、
となっています。ジョンズホプキンス大学では他大学の大学院生をトレーニーとして受けるシステムも確立しており、この場合ジョンズホプキンスの学内規定でスタイペンが支給される場合がほとんどです。
今年の大学院募集ですが、医学専攻の方は期限が終わり、医科学専攻博士後期課程の期限は1ヶ月後ですがすでに受け入れ可能な数の方を超えた問い合わせがありました。今年自体は終わってしまいましたが、ぜひ来年以降、多くの方とご縁があればと思っています。遠慮なく次のメールアドレス
にコンタクトください。ぜひお話いたしましょう。
PS
私の住む米国はホリデーシーズンの飾り付けで華やかです。昨日は半日ペンシルバニア大学に出張があり(ボルチモアから電車で1時間)、その大学があるフィラデルフィアの鉄道駅での写真を添付しました。
Comments