top of page

日本医療政策機構(HGPI)と共催でシンポジウムを12月20日に開催します

来週12月20日に、日本医療政策機構(HGPI)と共催でシンポジウムを開催します。ご興味があれば、ぜひオンライン参加して下さい(申込みはこちら)。今回のテーマは「デジタルテクノロジーの利活用促進に向けた目指すべき方向性」です。これは現在大変アクティブに議論が交わされている分野で、将来に対する期待も高いものです。


日本医療政策機構(HGPI)とのご縁は4年ほど前にできました。これはジョンズホプキンスにて私の主宰する講座、部門に留学していた現在国立精神・神経医療研究センターの久我弘典くんの熱意によるものが多いです。その結果として当講座は、HGPIとご一緒に共催という形でシンポジウムを2019年に行いました。これは、このホームページの「社会連携」というところで紹介されています。その後、パンデミックにより一旦中断してしまいましたが、今回2度目のシンポジウム開催になりました。


私は医師、医学者として、まず目の前の患者さんのために少しでもお役に立ちたい、と思っています。一方で、世の中に広く目を向けると、社会全体の構造のなかでどうやってその医学の修練が本当に役立つのだろうか、役立てられることもあるのだろうか、と思案することも多いです。その意味で、公衆衛生、医療政策の意義は高いのですが、それらは医師、医学者だけでカバーできるものではありません。10年ほど前に私がジョンズホプキンス大学にて部門、施設の責任者になったときにもそれを痛感しました。おそらく最も大事なことは、マルチステークホルダーがともに同じ場で中立的に話し合い、将来を考えることと思われ、事実ジョンズホプキンスではそれを根幹とした活動も広げてきました。この考え方が当講座のベースでもあります。HGPIとは、当事者の方の視点を最も大事にした上でのマルチステークホルダーが出会うことの大事さ、にて考えの根幹を共有し、シンポジウムの開催に至っています。


添付の書類ご覧ください。当日のスケジュールを示してあります。オンライン登録いただけますと当日オンタイムで見ていただけなくても、後日それを見ることができます。当日リモートにてもご意見いただきぜひ良きディスカションできればと思いますし、そうでなくても後日見ていただいて、当講座にメールくださっても感謝いたします。なんとか時間を見つけ、来週月曜日に(会の前までに)、3部構成のシンポジウムの背景を示したメッセージを出そうと思ってはおります。ところで写真は、2019年のシンポジウムのものです。この時は六本木にてインパーソンの会議ができました。またこのようにフルインパーソン会議ができる日が来ることを願っています。


皆さまの登録をお待ちしています。12月20日当日、オンラインにてお目にかかりましょう!










コメント


コメント機能がオフになっています。
bottom of page