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新年あけましておめでとうございます

皆様、いかが新年お過ごしですか?

私は昨年12月20日の日本医療政策機構(HGPI)との共催シンポジウムのために、久しぶりに日本を訪れました。空港はごった返しており、パンデミック以前にもましての賑わいでした。


いつもコンスタントにメッセージを出そうと思いつつも、パンデミックが最も大きな理由で、過去3年にわたってメッセージの更新は停滞しがちでしたが、今年こそは色々発信したいと思います。またジョンズホプキンスにおいて、私が管理する部門のウェブページもあまり整理されず、私自身が運営するラボ(研究室)のウェブページにいたってはこのネット社会にあってまだ存在しないという「ていたらく」でしたが、こちらも2月にはオープン予定です。フォーマルに開いた時点でまたお知らせしますが、ぜひそちらにもお立ち寄りください。


今年は、日本との関係では、ある学会のプレナリートークにお伺いすることになっていることなど、いくつかの予定がすでに決まっています。ぜひ、多くの方々との再会、そして新しい出会いを楽しみにしています。


今日の写真は、昨年12月に日本を訪れる飛行機の中で撮った写真。先日、羽田に降りる新しいルートからの写真を載せました。このルートは都市写真としては興味深く、今後時系列で一度ご紹介したいと思いますが、僕が最も好きな降下時の風景は、この成田に至るものです。降下時はエンジンの音は遠くから聞こえる持続低音(オルゲンプンクト)のように静かで、あたかも時が止まったかに感じられるなかで、時折聞こえるフラップの出し入れ音に覚醒を保ってもらいながらの、静かな風景です。特に冬は、風の関係か南東からアプローチすることになるので(夏は利根川の上を飛んで左旋回して北西からアプローチ)、飛行機の右側に席をとると、ずっと九十九里浜の美しいラインを見ることができます。この写真の正面に犬吠埼、ここから飛行機はゆっくりと左に向きをとり、九十九里を静かになぞった後、最後右旋回で着陸になります。シンポジウムも無事開催でき、よき短期滞在となりました。ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。




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